2007年08月10日
狂気の中の声
『わたしは100万円持っています。何に投資したらいいですか?』
ここのところ毎日来るメッセージだ。
もちろん額は人それぞれだけどね。
manaは、リアルでFX投資を友人に教えていたとき
この単純な質問に対して、どんな言葉を言ったら良いかわからなかった。
ぎこちない言葉で、的を得ていなかったと思う。
何で?
答えは簡単よ。
適切な答えをお話しするのが、そんなに簡単じゃないから。
人間はひとりひとり違う。
生きてきた人生も違う。
持ってる夢も違う。
ある事が自分の身に起きたとき
感情的な反応も人それぞれ違う。
持ってる資金量も違う。
リスクの許容度も違う。
manaならそうしただろうけど
『あなた』がそうしたほうがいいとは限らない。
それに、同じ人間でも
3年前のmanaが100万円を使ってやったことと
今の私がやるだろうこととは違ってくる。
何度もこの質問をされて
私もそろそろ、なんて言えばベストか答えが見つかってきた。
『わたしは100万円持っています。何に投資したらいいですか?』
この質問にこう答えましょう。
『自分のお金を使って、何をやったらいいかわからないときは
投資に使えるお金を持っていることを誰にも言わずに銀行に預けときね。』
世の中には、他人のお金に関しては、どうしたらいいか
意見やアドバイスを言える人がたくさんいる。
何百万人といる。
何もしらないし、自分でも知ろうとしていない段階で
人の言うことを鵜呑みにするのは危険なことよ。
■アドバイスに気をつけなければいけない理由
問題はすべてのアドバイスがいいというわけじゃないから。
2006年のライブドアショックはその象徴ともいえるべきものでした。
当時の株式市場はバブル期の再来とも言われるほどの高騰ぶり。
このときのお金の専門家たちは、高騰する市場にお金を留めておくよう
みんなにアドバイスしたわ。
つまり、買い続けるようにアドバイスしたの。
そして多くの人は、その株価が底をつくまで買い続けた。
■狂気の中の二つの声
1995年~2000年にかけて、アメリカでも同じような株式高騰期がありました。
その狂気の騒動の中で、正気を失わない二人の人間がいました。
アメリカの中央銀行である米連邦準備制度理事会(FRB)の議長アラン・グリーンスパン氏と
世界でもっとも有名な投資家 ウォーレン・バフェットの二人です。
当時アラン・グリーンスパン氏は『常軌を逸した豊かさ』に警告を発し
ウォーレン・バフェットは何も特別なことはせず、ただ株式市場から手を引いた。
この高騰と急落の時期、バフェットの名前は『賢い投資家』の代名詞として
ファイナンシャルアドバイザーは頻繁に彼の名を引き合いに出し
『バフェットがこうしている。ああしている。ああ言っている。こう言っている。』
と言い立てたの。
でも、そのアドバイザーが自分たちを信じきっている投資家にひとつ言わないこと
にしていたことがひとつあったの。
もうその時点でウォーレン・バフェットは株式市場に参加していなかったことを。
彼はある記事のインタビューでこういったの。
『1992年から、2002年にかけての10年間はこれぞという株を買うことが出来なかった。
なぜなら株価が高すぎたからだ。』
世界でもっとも偉大な投資家でさえも手を出せないでいたこの時期に
何百万人という新米投資家とアドバイザー達にそれが出来たというのは面白いお話ね。
その後
シリコン ワイヤレス DSL ケーブル バイオテクノロジーなど、革命的発達をしてきた
テクノロジー関連市場は投資家の何十億ドルというお金を巻き添えにして暴落した。
さあ。あなたはどこからの情報を信じる?
- by
- at 11:26




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